ベースを始めたいと思ったときに、真っ先に目にするのが「初心者セット」です。手軽に始められるということで、多くの人が手に取りますが、実は「初心者セットはダメ」と言われることも少なくありません。
でも、なぜダメと言われるのでしょうか?
この記事では、初心者セットのメリット・デメリットや口コミを徹底調査し、ベースを始めるにあたって本当に必要なものや、どんなセットを選べばよいのかを解説していきます。
初心者にぴったりのおすすめセットもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
▶この記事でわかること
・ベースの初心者セットがダメと言われる理由
・ヤマハ・島村楽器・バッカスの口コミ
・ベースを始めるときに必要なもの・いらないもの
・おすすめ初心者セット
ベースの初心者セットがダメと言われる理由
ベースの初心者セットがダメだと言われる理由には、いくつかのポイントがあります。もちろん全てのセットが悪いわけではありませんが、実際の口コミを見ながら、その理由を探っていきます。
ダメな理由
- 品質が低い
「安いから仕方ないかもしれないけど、音がこもっていて良くない。アンプもノイズがひどいし、すぐに買い替えることになった。」 - セットの付属品が微妙
「付属のアンプは小さすぎて、まともな音が出ない。チューナーも使いにくく、結果的に買い直した。」 - メンテナンスが必要
「到着した時点で、ネックが反っていたり、弦が錆びていたりして、メンテナンスが必要だった。初心者にはハードルが高いかも。」
しかし、逆に初心者セットのメリットとしては以下のような口コミがあります。
- 手軽に始められる
「一式揃っているので、すぐに始められたのが嬉しい。アンプやストラップもついていて、初心者としては十分。」 - コスパが良い
「初めてベースを触るので、できるだけ安くセットで買えるのは助かった。最低限の機材が揃っているので、最初の練習にはちょうどいい。」 - デザインが豊富
「デザインがいろいろ選べるので、自分好みのカラーや形が見つけやすかった。」
ヤマハの口コミ評価
ヤマハは信頼性の高い楽器メーカーで、初心者セットとしても人気があります。ヤマハのベースセットの口コミを見てみましょう。
- 良い評価
「ヤマハはさすがに品質がしっかりしている。初心者セットでも音がクリアで、練習用としては十分。」 - 悪い評価
「やっぱりセットのアンプは小さくて力不足。でも、ベース本体は使いやすくて長く使えそう。」
島村楽器の口コミ評価
島村楽器は、初心者向けセットを多く取り扱う楽器店です。実店舗が多いので、試し弾きができる点も魅力です。
- 良い評価
「店頭で実際に試し弾きできたのが良かった。店員さんのアドバイスもあって、安心して購入できた。」 - 悪い評価
「セットについてくるアンプが小さすぎて、ボリュームを上げるとノイズがひどい。最初はいいけど、すぐに物足りなくなった。」
バッカスの口コミ評価
バッカスは、比較的安価でありながら、デザインや品質にこだわったベースを提供しているブランドです。
- 良い評価
「バッカスのベースはコスパが良いし、デザインもかっこいい。初心者向けとしては十分な品質。」 - 悪い評価
「弦が初期状態であまり良くなくて、すぐに替える必要があった。付属の機材も最低限のものなので、アップグレードが必要。」
ベースを始めるのに必要なもの
初心者セットがダメな理由の1つに「いらないものが多い」というものもあります。
ベースを始めるにあたって、必要なものをリストアップしてみましょう。
予算
ベースを始めるために必要な予算は、セットの種類や選ぶブランドによって異なりますが、以下が目安です。
エントリーモデルのセット: 20,000円〜
中級者向けセット: 40,000円〜60,000円
上級者向け、単品購入: 60,000円〜100,000円以上
また、必要に応じてアンプやアクセサリーをアップグレードする場合は、さらに予算が必要になることも考慮してください。
必要なもの
それぞれのおすすめはリンクから飛べます。
- ベース本体
当然、これがなければ始まりません。ベースは、エレキベースかアコースティックベースのどちらかを選びますが、初心者にはエレキベースが一般的です。できるだけ品質の良いものを選びましょう。 - アンプ
エレキベースの音はそのままでは聞こえにくいため、アンプが必要です。小型アンプでも練習には十分ですが、将来的に大きめのアンプにアップグレードするのも一つの選択肢です。 - シールドケーブル
ベースとアンプを繋ぐためのケーブルです。安いケーブルはノイズが乗りやすいので、できれば品質の良いものを選びましょう。良質なものを選ぶとノイズを抑えられます。 - チューナー
ベースの音程を合わせるためのチューナー。クリップ式のものが使いやすく、人気です。 - ストラップ
ベースを肩にかけて弾くためのストラップ。自分の体にフィットするものを選ぶことが大切です。長時間プレイしても疲れにくいものを選びましょう。 - (ピックまたは指弾き用のフィンガーサポート)
ピック弾きか指弾きかで必要なアイテムが変わります。初心者セットにはピックが付属していることが多いですが、指弾きの場合はフィンガーサポートも便利です。 - (スタンド)
ベースを立てて保管するためのスタンド。壁に立てかけるよりも、安全で使いやすいです。
初心者セットでいらないもの
初心者セットにはいろいろな付属品が含まれていますが、正直言って「いらないもの」もいくつかあります。以下がその例です。
- 小型アンプ
ほとんどの初心者セットに付いてきますが、音量や音質が物足りないという口コミが多いです。練習用としては最低限使えますが、将来的にはもっと良いアンプを買う必要があります。 - 安価なケーブル
セットに付属しているケーブルは、ノイズが乗りやすい場合が多いです。少し予算を上げて、質の良いシールドケーブルを別途購入するのがベターです。 - ピック
指弾きをしたい場合、付属のピックは不要になります。初心者セットには安価なピックが多く、長く使うには向いていません。 - ソフトケース
ベースを持ち運ぶためのソフトケースが付いていることが多いですが、品質が低いものが多く、プロテクションが不十分な場合も。ハードケースにアップグレードした方が安全です。
初心者におすすめのベース・初心者セット
初心者におすすめのベース
1. YAMAHA TRBX174
- 特徴: ヤマハの定番エントリーモデルで、初心者にも扱いやすい。クリアな音質と頑丈な作りで、初心者から中級者まで幅広く支持されています。コストパフォーマンスが高く、信頼性があるため、長く使えるベースです。
- 価格: 約35,000円
- おすすめポイント: 扱いやすいネックとバランスの取れた音質で、初めてのベースに最適です。
2. Ibanez GSR320
- 特徴: スリムなネックで初心者でも扱いやすいデザイン。軽量でプレイしやすく、音質も良好。アイバニーズはコスパが高いブランドで、初心者に人気があります。
- 価格: 約30,000円
- おすすめポイント: 手が小さめのプレイヤーにもおすすめで、軽量で初心者でも疲れにくい設計です。
3. Squier Affinity Series Precision Bass
- 特徴: FenderのサブブランドであるSquierが手掛けるベース。プレシジョンベースのスタイルを採用しており、深く豊かな低音を楽しむことができます。比較的低価格でありながら、Fenderのサウンドを体感できるモデル。
- 価格: 約40,000円
- おすすめポイント: Fenderスタイルをリーズナブルに試せるため、初心者にはぴったりです。音質も太く、存在感のあるサウンドが魅力。
Amazonでおすすめの安い初心者セット
Amazonでも購入できる初心者セットをいくつかピックアップしてみました。レビューも多く、実際に使っているユーザーの声が参考になります。
1. PhotoGenic エレキベース初心者入門ライトセット
- 価格: 約20,000円
- 特徴: 色は8種類。初心者にとっては十分。お値段以◎と好評です。
2. SELDER ベースリミテッドセット
- 価格: 約20,000円
- 特徴: Amazonでも評価が高い初心者向けの安価なベースセット。すぐに練習を開始できる内容で、コストパフォーマンスが抜群です。13色から選べます。
ベースは独学で上達できる?
ベースは独学でも上達可能です。ただし、独学にはいくつかの注意点があります。独学のメリットとしては、自分のペースで練習ができ、好きな音楽をすぐに演奏することができ、教則本やYouTubeの無料動画などを使えば、レッスン代がかからずに進められます。
しかし、フォームや指使いを自己流で覚えてしまうと、後で修正が難しくなることがあります。独学では基礎が疎かになり、上達のスピードが遅くなることがあります。
できれば独学と合わせて、初心者向けのオンラインレッスンや、定期的なプロのレッスンを取り入れると効果的です。
ベースの初心者セットがダメな理由とおすすめのベース・まとめ
ベース初心者セットがダメな理由:
- 付属品の品質が低いことが多く、アンプやケーブルなどは将来的に買い替える必要がある。
- メンテナンスが必要な場合があり、初心者にはハードルが高いと感じることも。
ヤマハ、島村楽器、バッカスの評価:
- ヤマハは初心者セットでも品質がしっかりしていて信頼性が高いが、アンプは物足りないことがある。
- 島村楽器は店舗で試し弾きできるため安心感があるが、アンプが小さくノイズが入ることがある。
- バッカスはデザイン性が高くコスパも良いが、弦や付属品の質は高くない場合がある。
初心者に必要なもの:
- ベース本体、アンプ、シールドケーブル、チューナー、ストラップ。いずれも良質なものを選ぶと良い。
いらないもの:
- 初心者セットに付属する小型アンプや安価なケーブル、ピックなどは、後でアップグレードするのが一般的。
おすすめ初心者セット:
- YAMAHA TRBX174: コスパに優れ、初心者から中級者まで対応できるモデル。
- Ibanez GSR320: 軽量でスリムなネックが特徴で、初心者でも扱いやすい。
- Squier Affinity Series: リーズナブルにFenderのサウンドを楽しめる。
Amazonでおすすめの安価なセット:
- PhotoGenic エレキベース入門ライトセット: 約20,000円で基本的なアイテムが揃う。
- SELDER ベースリミテッドセット: Amazonで高評価のセットで、コスパが良い。
ベースは独学で上達可能か:
- 独学でも上達は可能だが、フォームや指使いの基礎を間違えないように、定期的にプロのアドバイスを取り入れるのが効果的。